④災害ボランティアは自己完結が基本
静岡県西部の方は、
特にそうなのかと感じていますが、
能登地方に救済に
行かないといけないと、
思われている方も
いらっしゃるようです。
・
その要因とすると
2022年の台風15号や
2023年の台風2号においては、
西部地方でも台風被害を受け、
磐田や清水に対しての
ボランティア活動をされた方が多く、
助けたいって思いや
活動に慣れたからということも
一つの要因かと思っています。
・
もちろんボランティア活動の
専門家の方で東日本大震災でも
復興を手伝われた方には
そんな心配はないのですが、
ボランティア活動に行くと
いうことは自己完結が基本なんです。
食事、トイレ、睡眠、シャワー、
電波でさえも使うことで迷惑に
なってしまうことがあります。
・
この自己完結が
出来ていらっしゃれば、自分自身が
被災した場合でも困ることが
少ないと思いますが、そこまで
準備されている方は少ないです。
前回の台風は甚大な
自然災害ではありましたが
液状化もしていないですし、
被害の種類が限定的の中の
ボランティア活動
だったように思えます。
================
今回、石川県に復興支援に
行かれた方に聞きましたが、
どこのトイレも排泄物が山盛りで
封鎖されている
ところが多いようです。
支援に行かれるプロの方でも
そこまでひどいとは想定して
いなかったようで、
トイレ処理はあまく見ている
のではないかと言っていました。
固めるだけの処理方法では
長期戦でパンクしてしまいます。
現地へボランティアに
行くことだけが正義ではありません。
・
まず僕たちが出来ることは、
起こってしまった能登地方の状況、
また過去の震災で起こった問題を知り、
自分たちの防災準備品を
見直すことも
重要なことではないでしょうか?
次の災害もいつ、どこで
どの程度の大きさの災害が起こるのか、
誰もわからないです。
自分も現在進行形で見直しをし、
着実に行動しています。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 防災Blog2024年2月18日⑳まとめとして カラダが資本
- 防災Blog2024年2月18日⑲トイレとし尿処理の仕組み
- 防災Blog2024年2月18日⑱河川汚染について
- 防災Blog2024年2月18日⑰マグニチュードと震度の違い