⑬津波について
津波警報が出た場合、
避難するにあたって、
警報の津波高さを気にしながら、
また周囲の様子をみながら、
このくらいならいいだろうと
対応される方もいるかと思います。
でも東日本大震災に遭われた
消防団員の方は声を大にして
話をしてくださいました。
沿岸部で地震があった際は
『すぐに垂直避難してください。』と
静岡にも来てくださったことも
ありましたが、地形が似ていると
皆さん言っていました。
今では避難タワーも、防波堤も、
ところどころにありますが、
津波の高さ50cm程度で
成人の方でも流されてします。
なぜならば、
一時的な高さの波浪と違って
津波は高さ×波長数キロ~数百キロと
容積が膨大で
大きなエネルギーなのです。
(イラスト参照)
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南海トラフ巨大地震の
政府の想定では、死者のうち
静岡県民が1/3で
その8割が津波での被害です。
東日本大震災では
黒い津波といって
ヘドロが混ざったもので
通常の倍の力だったそうです。
実際にどんな津波が
押し寄せるのか
誰もわかりません。
また東日本大震災の際の
海溝からの距離に比べて
静岡はかなり海溝に近いため
発災から最短3分で到達という
予測でもあります。
発災後、津波警報が出たら
海岸から4~5km圏内の方は
特にですが
『すぐに垂直避難してください。』
今回の能登半島地震でも
珠洲市や輪島市沿岸に
1分で3mの津波が
到達したそうです。
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